初期研修、後期研修、東北大学医学部　神経内科

【抄読会だより】 2018年1月17日

2018/01/17

 

今週の抄読会では以下の論文が紹介され、活発な議論がおこなわれました。

Differentiation between Oppositely Oriented Microtubules Controls Polarized Neuronal Transport. Tas RP, et al. Neuron 2017; 96(6): 1264-1271.e5. [PubMed］

【Points】 Microtubulesの+端へ向かうモーター蛋白(kinesin)の一部に、axonに選択的に移動するkinesin1と、axonとdendriteの両方に移動するkinesin3がある。dendriteでそれらが結合するmicrotubulesの修飾や安定性、+端側のある側が異なることが、Kinesin1の選択性の理由と考えられる。

（担当：光澤 志緒）

 

 

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