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研究トピックス

【抄読会だより】 2017年11月15日

2017/11/15

 

11月15日の抄読会では以下の論文が紹介され、活発な議論がおこなわれました。

Neuroinflammation drives anxiety and depression in relapsing-remitting multiple sclerosis. Rossi S, et al. Neurology 2017; 89(13): 1338-1347. [PubMed]

【Points】 近年、多発性硬化症(MS)の合併症としての精神疾患とMS活動性の関連が注目されている。MS患者の心理テストと頭部MRIや髄液中のサイトカインとの関連を調べた。症候/無症候に関わらず、髄液サイトカイン上昇と気分障害が相関し、さらに、気分障害のスケールSTAI(状態ー特性不安検査)-state値が再発寛解型MSにおける炎症再燃の予測因子になり得ることが分かった。

(担当:三須 建郎)

 

 

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